文化さまざま 大阪・心斎橋のそごうのレストランで一息。いい味はトリフだったのか、ソースだったのか。日頃高級料理に接しない凡人感覚。 再出発したそごう、新鮮でゆったりとしている。ミナミの新名所。でも混んではいなかった。開店フィーバーも落ち着いてしまった感じ。 街中でさまざまなものを見るたびに、現代の文化を考える。爆笑問題の太田光が、学校では一人じっとして、ジョークのシチュエーションを想像していたと語っていたけど、ひとりひとりが今の文化を積み上げ作り上げているようなもの。笑いも芸術もスポーツもファッションも、みごたえがある。マンガの中にも、いつもそんな現代を見ている。 伊藤若冲(じゃくちゅう)は海宝寺の群鶏図を描いてからもう筆を取らなくなったと伝えられているが、悟りの境地に入ったのかも。しかし芸術はいつも前に進む。新しい創造のために、今までの創造物を捨て去ることはあるだろうな。堂本印象の抽象襖絵、これも見事。具象を捨てた印象。好きなんだな。 今京都の各寺で秋の観光キャンペーンが行われている。竹林寺、智積院。これらは印象の襖絵。禅林寺永観堂は見返り阿弥陀。さまざまな文化がある。 京都を歩きながら、色々なことを考えて、ふとハンターXハンターを思った。うーん、まだまだ続きそう。冨樫作品は、やはり現代の芸術かな。
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