日本美術院展
院展に出かけた。チケットを買おうとしていたら、上品な婦人、しかしおばさん、が近づいてきて、一枚余っていますから、と差し出してくれた。好意には即甘えるほうで、礼を言って受け取った。思えばこういうことが何度あったことだろう。不思議なできごとの再現に、この日も"ラッキー"と思ってしまった。
力作が目立った今回の院展。だけど"ものすごい"のがない。やっぱり大家と言われる画家は一回り違うという実感。それはそうかもしれない。何年に一度の画家・作品を毎年期待するのは酷かもしれない。ま、平山郁夫を見ただけでも良しとするか。
その翌日、名古屋でミソカツを食べていた。道路が広いのがこの町の特徴。南北と東西の区別が、通りに面した店に入って出てくるとわからなくなる。地下鉄の駅を数回尋ねた。コンビニ、バス停、地下商店街。いずこの人も親切。
久しぶりの野球。ロッテ強し。交流戦でもソフトバンクと互角だったが、それがそのままプレイオフシリーズでも再現された。パリーグのこの決戦が、去年も今年も実質上の日本一決定戦。そんな感じかな。
(H17.10.29)
- 宗春 -
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