美食ハンター サノイ 其の六 −うれたまさん 美食ハンター サノイ 其の六 サノイ:ねぇ、コルッピくん。ツェメロン山ってどうやって行けばいいのかなぁ? コルトピ:!!!!えっ!?(知らないのに半日も走っていたの?)今走っている方じゃないの? サノイ:ははははは・・・そうだよね。そ、そうに決まっているさー。はははははは・・・・・! コルトピ:(不安だ・・・) サノイ:それはそうと、そろそろ暗くなってきたね。メンチちゃんはそろそろ夕ご飯かなぁ・・・ ぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!? コルトピ:・・・・・・ サノイ:そっか!ごめん!コルッピくん、さっきは寝ちゃってて食べてなかったんだね!ここらで休憩がてら食事にしようよベイビ〜。 コルトピ:あ、・・ありがとう。そういえばお腹すいたな・・(でも"ベイビ〜"はないだろ・・・) サノイ:それじゃあ、この広場がいいかな? サノイとコルトピは森のちょっと開けた地形で休憩し、二手に分かれて食材を探すことにした。 サノイ:コルッピくん!何でもいいから、適当に集めてきておくれよ。食べられるものかはオレが判断するからさっ!じゃんじゃん持ってきておくれよ! コルトピ:(食事に関しては頼れるかも・・・・)OK。 サノイ:それじゃ、30分後にここに集合! そして30分後・・・・・ サノイ:なんか見つけたかい? コルトピ:木の実とキノコ。これくらいしか見つけられなかったよ。 サノイ:上等!上等!と言いたいところだけど、オレのほうも不作さ。魚1匹にエスカルゴと野草くらいしか無かったさー。少ないなー。これが増やせればなー・・・って、コルッピくん!コピー!コピーだよ!食材コピーしておくれよ! コルトピ:『神の右手、悪魔の左手』 サノイ:まだいける? コルトピ:500は平気。 サノイ:そんじゃ、もうちょっと頼むよ。 サノイ:それじゃ、食材も揃ったしオレの能力でも見せてあげるよ。この能力はまだメンチちゃんにしか見せてないんだぜ。 『何時でも何処でもキャンピングカー』 ずずずずずぅぅぅ〜! コルトピ:わわっ!キャンピングカーが現れた!(つーかネーミングそのままじゃん) サノイ:さぁ、中に入っておくれよ。中にキッチンがあるんだ。 コルトピ:キミも具現化系? サノイ:フフフ・・さ〜てどうでしょう?これはメンチちゃんにも教えてないから、教えられないな〜。 サノイ:あ、料理はあと20分ほど待ってくれるかな?サイコーのディナーを心待ちにしていてくれよ! こうしてコルトピとサノイはたらふく美味しいディナーを堪能した。 コルトピ:く、苦しい。お腹いっぱい・・・・。ZZZZZ・・・・ サノイ:あ、寝ちゃった。ちぇ、食後にメンチちゃんの話を最初からしてあげようと思ったのに・・・ 運良く、コルトピは幸せな眠りについていった。 サノイの念能力 "何時でも何処でもキャンピングカー" 具現化系(?) 能力名のとおり何時でも何処でもキャンピングカーを出現させる。そのキャンピングカーには、キッチンがあり、あらゆる調理器具が揃っている。中で休んだり泊まったりできるが、走行はできない。メンチにいつでもどこでも料理を作ってあげたい一心で創りあげた能力。 続く うれたま |