少年(最終話) −RYOさん 少年(最終話) 少年は再び大量殺人と言う過ちを犯してしまった・・・。だが念能力者との殺人事件であり、しかも凶悪な強盗グループという事で警察は特別に逮捕をしなかった。しかし実際その理由にはこれで念能力者による犯罪がなくなり、警察の威厳も取り戻せるし、仮に逮捕したとしても手に負えないだろうと言う事も事実だった・・・。 少年「俺はもう念を捨てます・・。生きていてはいけない人間なのかもしれません・・・。」 師範代「そんなことはない!だがお前の暴走を誰も止められないというのも事実だ・・・」 ガラガラッ 師範「その通りだが、その事でお前達に話がある。」 少年「・・・・。」 師範代「なんでしょうか」 師範「冨樫先生と話し合った結果、一つの結論がでた。聞いてくれ」 冨樫先生「君が暴走したらもしかしたら地球が滅びてしまうかもしれない、おおげさかもしれないが実際可能性はある・・・。そしてそんな君が念を覚えてしまったのは少なからず私にも責任がある、そう思ってね」 少年「そんなことはありません!!冨樫先生には何にも責任はありません!」 師範「まぁまぁ、落ち着いて聞け」 冨樫先生「あと結論を言う前に一つ言っておかなければならないことがある」 師範代「??」 冨樫先生「実は私も念能力者だ」 師範代、少年「!?」 冨樫先生「私の能力は特質系で、私が漫画に書いたことが何処かの星で現実に起こっている。という物だ」 少年「それで結論は?」 冨樫先生「うん。実はその能力に気づいたのは一つの事件があってね。昔HUNTER×HUNTERの世界に地球から人間を送ったことがあるんだよ」 少年「!!」 冨樫先生「ちょっと経ってから地球に戻そうとしたら、その人は死んでいたんだ・・・。それから地球から送ったことは無いが、HUNTERの世界でも時間が動いているんだ、そして僕が書いたことには逆らえない。そんな感じでね」 師範代「・・・この少年をHUNTERの世界に送り込もうと言う事か!」 師範「その通り。そして師範代!君にも行ってもらいたいと思っている、いくら力があると言っても彼はまだ成人もしていない少年だ」 冨樫先生「モチロン強制はしない。実際死ぬ可能性だってあるわけだしね。でも向こうの世界なら念能力を使っても大丈夫だし、退屈はしないだろう」 師範代「・・・・・」 少年「俺いきます!!」 少年「念を捨てるなんて言ったけど、本当はまだ極めたい。もう念なしの生活なんて出来ないと思う!念を使っての死なら後悔はしない。ただ・・・・」 師範代「俺のことが気になるんだろ??いいさ!いこう!俺もまだ自分の念に底を感じていないしな!」 冨樫先生「そうかい、じゃあそうしよう。今の原稿に書き足すから出発は一ヵ月後位になるだろう」 少年、師範代「はい!ありがとうございます!!」 【一ヵ月後】 少年ジャンプに討伐対として地球から二名参加する事になったと言う文章が記載されていた・・・・。これから彼らはHUNTERの世界で生きていく・・・。 RYO |