100年前の戦争(対決3人衆編2) −天徳さん 100年前の戦争(対決3人衆編2) 〜あらすじ〜 旅をするファクト&ネテロの前に噂の三人衆が登場!そして自称蜘蛛のロジャーを名乗る一人とネテロが戦い結構余裕でネテロは勝ったのでした。 アルベラ「ちっクソ虫が、こんな奴も倒せないとわな」 黒焦げのロジャーを蹴りアルベラは言った。 ファクト「そいつは仲間じゃないのか」 アルベラ「奴は負けた。敗者はゴミと同じだ」 その言葉にファクトは怒りがこみ上げてきた。だがネテロに怒るなと言われ何とか怒りを押し殺した。 ネーア「そうね、もともとこいつは降格予定だったし」 ネテロ「なるほど。道理で簡単に勝てたわけだ。ここからが本領発揮か」 ネーア「そのとおり」 ネーア「(それにしても2人いるとうっとうしいわね。アルベラ、あんたはあ れを使いな)」 アルベラ「了解」 会話が終わったと思うとアルベラはファクトに体当たりをしてネテロから離した。 アルベラ「暗黒界への扉(ダークサークル)」 するとファクトとアルベラの下に赤黒い紋章が現れ2人は飲み込まれた。 ネテロ「なにをした」 ネーア「気にしないで、多分無事よ。それより自分の心配をしたら?」 ネテロ「何?」 ドス 次の瞬間ネテロは何かに腹を殴られ、2〜30m飛ばされた。最初は何に殴られたか分からなかったが、それが次第に何か分かった。 それは土と岩でできた巨大な人形だった。 ネテロ「いったいなんだこれは」 ネーア「知りたい?なら教えてあげる。これは私の念能力、自然なる傀儡(ナ チュラルパペット)」 自然なる傀儡(ナチュラルパペット) 自然物を操作し、人形などを作り操作する。 ネテロ「なるほどな、名前から察するに自然物を操作して人形を作るといった ところか」 ネーア「ご名答」 ネテロ「(なら接近戦に弱いはず・・・よし!)」 ビュッ ネテロはとても人とは思えないほどの速さでネーアの懐に飛び込んだ。 ネテロ「くらえ」 ビシッ ネテロのパンチはネーアをとらえた。いやとらえた筈だった。だがネテロの拳はネーアの前にある厚さ5mはありそうな壁に阻まれていた。 ネテロ「何?」 ネーア「私が操作するのは自然物。だから壁を作ったりこんな事もできるの」 ビシシシシシィ ネーアの前にあった壁は姿を変えてクロスボウになった。 ネテロ「しまった」 ビュッ ドス 巨大矢はネテロの体を貫いたそして・・・ 天徳 |