闇のソナタ −ハムさん 「クルトの旅立ち」編最終章後編 そして、男の子は出口へ向かっていく。 「お姉ちゃん、君の言ったとおりだね、僕は外で戦うよ・・・全員皆殺しさ!」 クルトは意識の薄れる中、 「あたし…死んじゃうの?起きあがらなきゃ!あの子を止めなきゃ行けないのに・・ もう良いよね…だってもう立てないんだから…あきらめよう・・・」 そのとき、クラピカの言った言葉を思い出した。 「いつも思ったことはどんな事があってもやる奴だった」 「そうだ!あたしもその人みたいになるって決めたんだ!こんな所であきらめてどうする!起きろ!起きるんだ!」 そして、クルトは立ち上がって男の子に言った。 「待ちなさいよ!あんたの考えている事はここでもう止める!」 男の子は驚く 「なんで!心臓を貫いたハズなのに!なぜ!」 「どうでも良いでしょ!そんなこと!あんたはもう負けるんだから!」 クルトは念をおこない始めた。 「お姉ちゃん!もうその攻撃は見切ってるよ!それで攻撃しても無駄だよ!だってもう24時間経ったから僕の能力は回復してるから!」 しかし、クルトは、片手で堅ではなく、石を持って両手で硬をしている。 「あなたをここで倒さなきゃならないんだから!」 「三つの顔を持つ力(バリアブルハンマー)」 そして、さっきとは異なるハンマーが出てきた。 「なんで!」 クルトは後ろに回り、一つ目のハンマーで叩く 「突撃する力(グラヴィティハンマー)」 男の子は吹っ飛んだしかし、其処に先回りし、二つ目で攻撃 「反射する力(リフレクトハンマー)」 男の子は正面の壁に激突した。 「なんで・・・こんな力を・・!?お姉ちゃんの右目が・・・赤く・・なってる…」 男の子が気絶しかけたとき、クルトの右目が赤くなっていた。そして、男の子は倒れた。数時間後に、クラピカと、その仲間が来た。 「大丈夫か!?クルト!」 「大丈夫…でも、二人犠牲者が出たの…」 クラピカは安心して言った。 「ここまでしてくれるなんて・・ありがとう…」 そこに、ネテロ会長が到着し。 「君か、この男の子を発見してくれたのは…君にはシングルハンターの称号が授与される。・・・おい!お前ら!クルト君を病院へ!」 こうして、クルトは、念願の、トリプルハンターへと、1歩ちかづいたのだった。 しかし、クルトの依頼ハンターの仕事は、まだ始まったばかりだった。 「クルトの旅立ち」編終わり。 |