少年(十一話目) −RYOさん 少年(十一話目) 【国会議事堂】 参騎衆、炎「ハァハァ・・・。まさか国会議事堂を狙うなんてな・・・。」 参騎衆、疾「ゼェ、ゼェ・・・それにまさか500人も念能力者がいるなんて・・・」 参騎衆、奇「だがもう後、四人だ!こっからが大変だがな・・・・」 スキンヘッドの男「わかってるじゃねぇか」 ニット帽を被った男「大体時間かけすぎなんだよ」 サングラスをかけている男「ったく本当だぜ。せっかく待ってやってたのによ」 全身黒ずくめの男「・・・・」 参騎衆《せめて一対一の状況をつくれれば・・・・。師範代はむこうリーダーとの勝負中だし・・・》 ズタッ!! 少年「大丈夫か!?」 参騎衆、炎「いいところに来た!お前は黒ずくめの男を頼んだ!」奇「いくぞ!」 少年《!?500人位いたのか??そんな後で大丈夫なのか?》 男(黒)「待ってたよ、お前を・・・」 少年「!?」《いつのまに?》少年「・・・待っていた?」 男(黒)「あぁ。このグループに入ったのもお前に会うためだ。もっとも俺の思考とグループが合っていたからこそだがな・・」 少年「話が見えてこないな。お前は誰だ?」 その頃・・・・上空では激しい戦いが続いていた。 師範代「ハァハァ・・・」リーダー「ハァハァ・・・」 師範代「いいかげん目を覚ませ!!自分がしていることがわかってんのか!」 リーダー「うるさい!こんな世の中俺が変えてやる!今の俺には金も力もある、お前らだけが邪魔なんだよ!!」 師範代「やはり口でいってもわからないようだな、全くこの単細胞バカが!!」 リーダー「うるせぇ!口だけの嘘つき野郎が!」 バキィィン! 師範代「痛ってぇな!このバカ力が!」 リーダー「くらえ!北神拳、一の拳『猟拳乱舞!』」 ダダダダダダッダッダッダダダ、ドォン!! 師範代「グォォオオ・・・ゴホッ!・・・・・・南王拳、壱の拳『氷炎雷光拳!』」 ボォっ!カチーン!ビリビリッ!ピカーン・・・ドォン!! リーダー「グァァ!!ゴホッ!グッ・・・。」 リーダー「二の拳『猛虎狂乱拳!』」師範代「弐の拳『瞬嵐連撃!』」 バゴォン!バキィン!!ドコっ!バコっ!ボコォォン! 師範、リーダー「はぁはぁ・・・。」「互角か・・・。」《勝負を決するのはお互いの最強の技次第!》 師範、リーダー「奥義!」リーダー『狂神破壊拳!』師範代『獄炎極凍ノ拳!』 ドッッゴォォォンン!!!ズドォォオオオォォンン!! 師範代「ぐぁぁぁぁ!!」ドタッ・・・・ リーダー「・・・・・ハァハァ・・・。ぐっ・・。俺の方が最初の一撃目が強かった分勝敗が決したな・・。」 師範代「ゴホッ!・・・クソォぉぉ・・・・」 リーダー「これで終わりだ!一の拳!『猟拳らっ・・・・・・』」 ドサァ・・・ 一瞬何が起きたか全くわからなかった・・・・。アイツが倒れてからだ・・・・、何かがアイツを貫いたのに気づいたのは・・・・。そしてまさか・・・・・ RYO |