美食ハンター、サノイ 其の壱 −うれたまさん 美食ハンター、サノイ 其の壱 メンチ:ね〜え、この世でいちばん美味いモノって何だと思う? 男 :・・・・・・ メンチ:ねえ〜ってば〜? 男 :ん〜〜〜・・・ (ちょっと気まずそうに) 男 :言っても怒らない? メンチ:あたりまえよ〜?あ・な・た! 男 :○×△□〜! メンチ:(顔を真っ赤にして) バチーーーッン! メンチ:ふざけないでよ!馬鹿にしてるのっ!? 男 :あたたたー。あ〜あ、メンチちゃん行っちゃった・・・・ オレの名前はサノイ。メンチちゃんが大好きだ。たった今までラブラブ街道まっしぐらだったのだが、怒らせてしまった。メンチちゃん、食べ物のことになるとすぐムキになるんだよなぁ・・・しかし今回のは"切れ"方がハンパじゃなかったなぁ。はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。あ、オレの自己紹介だったね。名前はサノイ(言ったっけ?)、26歳、B型、メンチちゃんと同じ美食ハンターだ。あ、ちなみに(恋人)はメンチちゃんだよ。怒ってるけどね。メンチちゃ〜〜〜〜ん・・・・・愛してるよ〜!(涙) サノイ:もしもし会長っすか?例の究極の調味料調べてもらえましたか? ネテロ:調べたわい。しかしワシは何でも屋じゃないぞえ。 サノイ:そんでどこなんです? ネテロ:ツェレーゼ共和国のツェペ大森林じゃ。 サノイ:ありがとうございます!会長大好き!チュッ!チュッ!チュ〜〜〜! ブチッ!・・・ツー・ツー・ツー ネテロ:切りおった・・・せっかちな奴じゃ。こっからが重要だというのに・・・一般人はおろかハンター証があっても入れない地域なのじゃが。・・・ ま、いっか。サノイの奴は、ちょっと馬鹿じゃが、腕はいいから大丈夫じゃろ。 メンチちゃんへ 寒くなってきましたね。サノイはメンチちゃんが大好きです。いかがおすごしですか?メンチちゃんに喰らった平手打ちはもう大丈夫だよ!あのときメンチちゃんが怒ったことは誤解だよ。アレは絶対に美味いんだから。それを証明するために旅に出ます。待っててね〜〜〜〜。愛してるよ〜。 サノイ サノイ:よしっ!愛するメンチちゃんに手紙も書いたし、いざしゅっぱ〜つ! 続く うれたま |