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![]() 目覚め(第2章) 髪の色はブロンド。 男か女かは区別が付きにくい(というより付かない)顔つきだ。 わずかに胸が膨らんでいる気もしたが、確かではない。 何者なんだろうか? 取りあえず、「娘」と呼ぶことにしよう。 娘は自分の右手を首と手の付け根、つまりは痛むところにあててきた。 少しづつ痛みが消えていくような気さえする。本当は、ただ抵抗しようのない自分が触れられる事に緊張し、痛みを忘れていただけなのだが・・・。 「う~ん。なかなかうまく治らないねぇ・・・。痛い?」 そうは言ったが、こっちが答える前に娘は視界から消えた、なにやらゴソゴソしている。が別になにをするわけでもない。 「ギシ」っという椅子の軋みが聞こえた。近くに置いてある椅子に娘が座ったようだ。 「う~ん」 どうやら椅子に座ってこちらを見ている。視線を感じる。 今、俺には布団が被せられているのだが、中は裸だ。その妙な開放感が恥ずかしい。 ねふぇ |