「クルトの旅立ち」編最終話・前編 −ハムさん 「クルトの旅立ち」編最終話・前編 ・・・・・・・・・・ 「はあ!はあ!はあ!」 カイトが息を荒げる。それと同時に、男の子が話を仕掛ける。 「どうしたの?まさかもう終わり?つまん無いなあ…」 「うるさい!お前だけは俺がどうなったってしとめる!」 その瞬間、男の子の鎌がカイトの左胸に突き刺さる。そして、カイトは何も言わずに倒れた。 「無駄な努力、ご苦労様…さあ、残るは君だけだよ!君は楽しませてくれるよね」 その瞬間、クルトはこの男の子に恐怖を感じた。 「なんで・・・そこまでするの…あなたなら!こんなとこに隠れてなくたって!」 そして、男の子が喋り始める… ・・・ 「僕の親は、どちらもクルタ族だったらしい・・・でも、逆十字の男たちに滅ぼされた…だから、その人が来るのが怖い!」 クルトは小声で言った 「だったら、命ある限り戦えば良いじゃない・・・」 「え?」 「死にたくないんだったら!戦えば良いじゃない!こんな所に隠れてる奴なんて・・ ただの臆病者よ!」 男の子は攻撃を再開する。 「だから、僕も命を奪う側に回ったんだ!そうすれば!強くなれると思って!」 だんだん攻撃が強くなってくる。 「この・・・これでいったん止めてやる!」 「堅でできた力(グラウンドハンマー)」 そして、大きな音と共に煙が立ち込めた。 「やったの!?」 さく・…クルトの胸に鎌が刺さる… 「もういいや・・・君もいなくなって良いよ…」 クルトが倒れると同時に… 「バイバイ・・・・」 ハム |