若き日の物語 〜一族の掟〜 其の四 −うれたまさん 若き日の物語 〜一族の掟〜 其の四 マルハは10年前の親父との約束を思い出していた。 "ぜったいに仲間を裏切るな。約束だぞ。" 会 長:この先に一族の王の館があるはずじゃ。 ネテロ:しかし、思ったとおり、町には人がほとんどいないぞぇ。援軍はいい囮になってくれたわい。(やばっ、じじい言葉が移っちまった) マルハ:誰かに見られている! 会 長:そいつに会うのがここに来た目的でもあるんじゃ。 ネテロ:そういうことじゃ・・・・・(!、またじじい語!) そこに一人の老人が立っていた スリプト:ようこそ辺境の地へ。 会 長:ひさしぶりじゃの。前に訪れたときはこんな殺伐としてなかったと思うのじゃが・・・ ネテロ:この人が先代の王だ。 スリプト:ネテロと言ったかの。30年前は世話になったな。 マルハ:(へーネテロさんとこの老人は知り合いなのかー・・・・ん?ってネテロさんオレと出会ったとき26歳だったよな!・・・今36歳。あれ?6歳で世話になったなんて考えられねーし、一体この人は何歳なんだ?) マルハは、そうして、クルタ族とは何者なのか、緋の目とは、元々は彼らは戦闘を好まずひっそりと暮らしていたとかの情報を得ることができたのだった。 さらに、現在抱えている問題について驚愕の事実を知った。 続く うれたま |