「クルトの旅立ち」編三章 −ハムさん 「クルトの旅立ち」編三章 クルトは洞窟へ入った。しかし、その瞬間! ごろ!ごろごろ! なんと!大岩が転がってきたのだ!クルトは堅を続けている。だがそれよりも大岩の方がはるかに早い。クルトは逃げまくる!走って!走って!走りまくる! 「やっと5分たった!」 「対立する二つの力(ダブルハンマー)」 「えい!」すると、やっとの事で岩は砕けた。 「ふう・・・助かった・・・」 安心して前を見ると、そこは、大遺跡であった。 「こっから緋の眼探すの!?勘弁して〜」 とぼとぼ歩いていると、猫耳を生やした男の子が現れた。 「う〜ん・・・にゃかにゃか見つかんないな…」 そしてクルトの存在に気づく。 「は!おまえはだれにゃ!はあ!」 早いスピードと一緒にクルトの左腕が切断された。 「い・い・いやああああああああ」 悲鳴を上げると、一人の男が現れた。そして、泣いているクルトに話し掛けた。 「君!大丈夫か?ネフェル!人を見分ける前に攻撃してどうする!」 すると、ねこみみの男の子はドキッとして・・ 「わ・分かったにゃ〜すぐ直すよ!」 「命の復元(ドリームライフ)」 すると、クルトの腕は、何も無かったように直った。 「直ってる…あなた達は一体・・?」 すると超美形(クルトから見て)の男はこちらに向き直って言った。 「失礼、俺はカイト、幻獣ハンターだ・・・こいつはネフェルピトー、俺の仲間さ・・・君は何の為にここに?」 クルトは、言った。 「あたしはクルト。依頼ハンターなの・・・そして、ここで緋の眼を探すと言う依頼を受けて、ここに来たの・・」 「そうなんだ…実は俺もここに、緋の眼の龍がいると聞いて、駆けつけたんだ・・・ 写真に撮るためにな…」 少し、沈黙が続いた。そして、いきなりネフェルが言い出した。 「ねえ!クルトと一緒に行動しにゃい?その方が良いかもしれないよ!」 「彼女が良いというなら・・」 クルトは瞬間的に…言ってしまった・・ 「OKですよ!一人じゃ寂しいと思っていたところなんで・・」 「そうか!じゃあ調べに出発だ!」 ここから、三人での厳しい調査が始まった。 「旅立ち」編終了 ハム |