幽遊ハンターX −ジャンさん 幽遊ハンターX 幽助と桑原を引きつれながらヒソカはアジトまで歩きつずけていた。 桑原:「まったく、ついてたぜコイツがいなかったら絶対ややこしい事になってたぜ。」 幽助:「だから俺が言ったじゃねぇか、待ってみねぇとわんかんねぇってよ。」 桑原:「たまたまじゃねぇか、何を誇らしげに言ってやがる。」 幽助:「なんだとテメー喧嘩売ってんのか??」 桑原:「上等じゃねぇか浦飯〜今日こそ決着つけてやるぜ!!」 ヒソカは不思議だったどうしてこの念すら知らないなんのへんてつの無い奴らがプロハンターでさえ勝てないノブナガとウボーを殺す事ができたのか。 ヒソカ:「ところで君達はどこから来たんだい??見慣れない服装だけど。」 幽助:「んっ!俺達は日本からきたんだよ日本。」 ヒソカ:「日本かい??聞いた事が無いねぇ!そういえばさっき空に光が伸びていったんだけど、アレも君達の仕業かい??」 幽助:「おうよ、アレは俺がやったんだよ挨拶がわりの一発って訳よ。」 ヒソカ:「なるほど、挨拶がわりか!おもしろいねぇ君は本当に★★」 幽助:「なんだぁ、てめぇ気持ち悪ぃ野朗だな。」 桑原:「それでピエロよう、ここは一体どこなんだよ??」 ヒソカ:「僕の名前はヒソカだピエロってのは止めてくれるかな。ここはヨークシンンの近くの森だけど、知ってて来たんじゃなかったのかい??」 幽助:「んなモン知らねぇよ、ったく子閻魔の野朗わざわざ外国まで連れてきやがって。」 ヒソカ:「子閻魔??あの地獄の閻魔大王と知り合いなのかい(笑)」 幽助:「おうっ。」 これにはヒソカも歩く足を止め真顔で聞き返した。 ヒソカ:「本当に知り合いなのかい?」 幽助:「おっ・・おう、んなモン嘘ついてどうすんだよ。」 ヒソカ:「じゃあ君が言ってた霊界ってのも本当にあるものなのかい??」 幽助:「当たり前じゃねぇか、わざわざ学校の途中に拉致られてきたんだよ。ってかいつまで止まってくっちゃべってんだこの野朗早く行こうぜ、仲間が待ってんだよ。」 ヒソカ「あっ、そうだったね、あんまり興味深い話だったもんでね。さぁ先を急ごうか。」 <クロロには譲らないよこんな美味しそうな・・・・> ・ ・ ・ ・ ・ 蔵馬:「飛影、魔界は今どんな状態なんだい??」 飛影:「相変わらずだ、黄泉もムクロも今となっては当時の面影はまるで無い、人間界より平和かも知れん。」 蔵馬:「フッ、そういえばこの四人が集まるのも何年ぶりだろうな。」 飛影:「下らん、どうでもいい事だ。」 蔵馬:「そんな事言って、桑原君が危なかった時、飛影が一番すぐに動いたじゃないか。」 飛影:「下らん、あんまりトロイんで俺がかたずけただけだ。」 蔵馬:「フ、あ〜そうですか。」 飛影:「何を言いたい??」 蔵馬:「別に何も。」 飛影:「・・・ッチ。・・・・・・・・・・・・蔵馬。」 蔵馬:「わかってる、やっと出てくる気になったようだな。」 飛影:「どんくさい奴らだ俺達が気ずいてないとでも思っていたのか。」 ・ ・ ・ クロロ:「シャル。」 シャルナーク:「わかってるよ、でなきゃ俺じゃなくヒソカに交渉役させた意味がないもんね。」 <携帯する他人の運命> 飛影:「・・・・・・ッグ。」 蔵馬:「どうした飛影。」 飛影は蔵馬に突然きりかかった。 蔵馬:「クソっ、厄介な・・飛影が操られるとは・・・・・。」 クロロ:「・・・・行くぞ。」 二人の前にクロロ、フェイタンが飛び出していった。 飛影:「死ねー。」 飛影は蔵馬に息つく暇を与えぬスピードで攻撃しつずけていた。 蔵馬:「飛影、しっかりするんだ、・・・・・・グフ。」 蔵馬の後ろからフェイタンの強烈な打撃が直撃した。 蔵馬:「気配を消していたのか・・・・・。」 スキを見せた蔵馬に飛影の兇刃が襲い掛かり蔵馬の胸を貫いた。 蔵馬:「・・・・・・ガハっ。」 不意の攻撃によって胸を突き刺された蔵馬はその場に倒れこんだ。 フェイタン:「本当にこいつらがウボーとノブナガをやったのか、信じられないね。団長、早くヒソカの所に行くね。」 クロロ:「そうだな、行くとしようか・・・・・・・・・フェイタン!!!!」 団長がそう叫んだ瞬間、フェイタンは何やら巨大な植物に飲みこまれていった。 銀髪の妖弧:「何だ、アレで終わったつもりだったのか?残念だな俺はそんなレベルにみられていたのか・・・・。」 フェイタン:「・・・な・・・何者ね・・・おまえ・・・・。」 銀髪の妖弧:「・・・・死ね。」 その一言と同時にフェイタンは飲み込まれ、その植物もいつのまにか地中へと消えていっていた。 クロロは蔵馬の方向に瞬間移動したかの様に現れ、ナイフで蔵馬にきりかかった。 蔵馬:「・・・・毒か、それも強力な、だがな俺の体その物が薬草のようなものだそんなものは聞かん。」 クロロ:「・・・・みたいだな。」 それでもクロロは手を休めずに攻撃しつずけた、距離を置くのは危険と判断したからだ、植物の攻撃は近距離ではしにくいのは正解だった、蔵馬は接近戦を強いられる事になった。 蔵馬:「おまえの持っている本、それか飛影を操っているのは??」 クロロ:「さぁな。それより喋っている余裕があるのか?」 蔵馬:「ッグ。」 クロロの体術は凄まじく、妖弧とかした蔵馬をも圧倒する程だった・・・。その時クロロは木の上で飛影を操っていたシャルナークに合図を送った。 シャルナーク:「ッハ、しまった。しかしなんだったんだフェイタンは一体どうしたんだ・・・・、今は早く団長を援護しないと。」 飛影:「死ねーーー!!」 蔵馬:「しまった、飛影を操っているのはコイツじゃなかったのか!!!!」 蔵馬の目の前で飛影の剣は止まり急に動かなくなった。 シャルナーク:「アレっ、どうしたアンテナは・・・・付いてるのに。」 飛影:「・・・・俺の・・・・俺の・・・・俺の邪眼を舐めるなよ。」 ジャン |