幽遊ハンターW −ジャンさん 幽遊ハンターW 桑原:「なんだぁ、あの野朗、気味悪い奴だな!」 飛影:「おいっ、そこのピエロおまえもさっきの奴らの仲間か??」 奇術師:「そうだよ★☆」 桑原:「なっ、本当にさっきので来たってのか!!頭オカシイぜ絶対。」 幽助:「そうとわかりゃ話は早いぜ、さっさと盗んだモン出しやがれ。」 奇術師は前へ進みながら話し始めた。 奇術師:「君達かい??あの二人を殺したのは??」 飛影:「だったらなんだ??おまえも殺られたいのか?殺ってやるぞ・・・。」 奇術師はそれでも足をとめず話しつずけた。 奇術師:「あの宝玉を盗んだのは僕達だ、あの二人の他に僕を含めてあと、11人いる、そして今君達を探している。」 蔵馬:「探している・・・。という事は素直に宝玉を返すって訳ではなさそうだな。」 奇術師:「もちろん、そういう訳だね★☆・・・・・ただし。」 桑原:「ただしぃ!!なーにが言いてぇんだよ、はっきり言いやがれピエロ野朗。」 奇術師:「僕は基本的に盗賊なんて興味がないんだ、だからこっちの条件さえのんでもらえれば、宝玉のアリカまで連れてってあげようと思ってるんだけれど・・・どうだい???」 幽助:「なんだよ、物わかりのいいピエロじゃねぇか、よしじゃあその宝玉のアリカって所まで連れてってもらおうじゃねぇか!!」 蔵馬:「待て、幽助!おかしいぞ、盗賊に興味がないといっても、仮にも敵である俺達を宝玉のアリカまで連れて行くんだ、罠の可能性が高すぎる。ただの罠ならまだしも、さっきの二人の不思議な力、その実態がつかめない以上、奴の話をうのみにするのは危険だ。」 奇術師:「不思議な力??・・・・念の事かい??」 桑原:「そういえばよ、あの大男も念とかなんとか言ってやがったな、一体なんだぁそりゃぁよ??」 奇術師:「フフフ、おもしろいねぇ君達は本当に、念を知らずにあの二人を殺すなんてねぇ。」 奇術師:「いいかい念というのはね・・・・・・・・。」 蔵馬:「なるほど、そう考えると桑原君は具現化系という事か。」 幽助:「だ〜!!もう何訳わかんねぇ事をいつまでも言ってやがる。おいっピエロとっととその条件ってのを言いやがれ!」 奇術師:「いいかい??単刀直入に言うよ。僕がアジトに連れて行けるのは君たちの中で二人だけなんだよ、それ以上連れて行くと僕の仲間の能力で僕達の居場所がバレてしまうんだよ、君たちも無駄な戦いはしたくないだろう??」 蔵馬:「・・・百歩譲っておまえの話が本当だとして、何故そこまでする??」 奇術師:「簡単さ、君たちが殺した二人はウチじゃ一番強い奴らだからさ、その二人を簡単に殺してしまう君達と敵対するのは良策じゃないからね。」 幽助:「よっしゃ、俺が行ってやるぜ。」 飛影:「下らん・・・腰抜けの相手をする暇はない・・・・・。」 桑原:「なんだぁ、飛影??ビビッちまったのかぁ??しゃあねぇこの桑原様が行ってやるぜ。」 幽助:「ってことだ、蔵馬と飛影はちょっと待っててくれよ、すぐ戻っからよ。」 蔵馬:「・・・・・・・・・・そうしよう。」 ・ ・ ・ フィンクス:「あんの野朗、裏切りやがったぜ!!団長、どうして俺達が黙って見てなきゃなんねぇんだよ??」 クロロ:「大丈夫だ作戦どうりだ・・今の所は。」 フィンクス:「作戦???」 クロロ:「ノブナガとウボーを殺った連中だ、まずは戦力を分散させてからだ・・・・。」 フィンクス:「ッグ・・・・、わぁったよ。」 マチ:「でも・・それがなんでヒソカなのさ??アイツ、単独だと何しでかすかわかったもんじゃないよ。」 クロロ:「アイツ以外にうまく戦力を分散させる事の出来る奴がいるか??」 マチ:「・・・・・・・・」 クロロ:「ヒソカが行ったら、コルトピ、フランクリン、シズク、マチ、ボノレノフ、フィンクス、パクノダは後を尾けろ、念の為、絶を怠るな、残りはココで待機だ・・・・。」 マチは団長には何か考えがあると信じていたが、胸騒ぎがしていた・・・・・本当にあの男に任せていいのか・・・・・。 ジャン |